歯ぎしりには様々な原因があります。

中でも多いのが、ストレスなどメンタルに関わる部分です。

ですので、ストレスを解消したり悩みごとを解決したりすることで、歯ぎしりも自然に収まる可能性があります。

しかし、ストレス対策は時間がかかるもの。

結果が出るのに時間がかかるため、歯ぎしりによる歯や歯茎へのダメージは、その間にもどんどんと蓄積されていきます。

 

そこでおすすめなのがマウスピースを使うこと。

マウスピースを使用することでストレスなどによる噛みしめの影響を緩和し、歯や歯茎へのダメージを抑えることが出来るからです。

 

「ダメージを抑える」のがマウスピースですので、これでは歯ぎしりの根本的な原因の解決にならないのではないか、と思われるかもしれませんね。

確かに、精神的なストレス・悩みなどに起因する歯ぎしりを、「その原因から」マウスピースで解決することは、難しいといえるでしょう。

しかし、歯ぎしりは一過性の症状であることも多く、そういう場合は特に何らかの対策を講じなくても、時間が経てばいつの間にか無くなります。

その間の歯と歯茎の保護に、マウスピースは非常に有用なのです。

それに加え、マウスピースを噛むことが多少のストレス解消に繋がることもあります。

 

それでは次に、マウスピースの使用に関して2つ注意点をお伝えします。

まず、マウスピースを使って歯ぎしりに対処するときには、歯科医院でオーダーメイドのマウスピースを用意してもらうようにしてください。

サイズや形が合っていないと歯や歯茎に逆に負担がかかってしまったり、それが原因で精神的なストレスを溜めてしまうことにもなりかねません。

また2つ目の注意点として、虫歯がある場合は治療を行ってからマウスピースを作成するようにしてください。

虫歯がある状態でマウスピースを作ると、虫歯治療後の歯とマウスピースの形が合わなくなってしまうからです。

そもそも虫歯がある状態では、たとえマウスピースをしたとしても歯ぎしりの圧力で歯が割れてしまう可能性があります。

ですので、マウスピースの作成とともに、しっかりと虫歯の処置を行うことが欠かせません。

 

最後に、費用に関して。

マウスピースが歯ぎしり解決に必要であることが確かであれば、保険適用内の治療としてマウスピースを作成することが出来ます。

費用負担はそれほど多くないので、ぜひ歯科医院でオーダーメイドのマウスピースを作成してもらいましょう。

市販品のものよりも強度、フィット感、違和感の少なさなど、多くの面で優れています。

 

以上のように、オーダーメイドのマウスピースを用意することで、まずは歯ぎしりによる歯と歯茎へのダメージを早急に緩和することが大切です。

しかし、ストレスや日常の悩みなど、根本的な原因を解決しなければ歯ぎしりを「治す」ことができないことも確かです

ですから、マウスピースの使用を開始してからも、歯ぎしり解決のための対策を積極的に実施するように心がけてください。

まずは歯ぎしりが精神的なことによるものなのか、それとは別の要因があるのかについて、歯科医院などで診断を受けることが有効でしょう。

当サイトの「歯ぎしりタイプチェック」も併せてご利用ください(下記のリンク参照)。

 

場合によっては、歯科医院などでマウスピースではなく他の治療方法を提案される可能性もあります。

いずれにしても、歯ぎしりの原因を見極めてベストな治療法を選択し、積極的にそれを実施していくことが大切です。