(写真提供:muklinikaによるPixabayからの画像)

 

歯ぎしりや食いしばりは放置しておくと歯にダメージを与え、顎関節症や歯周病など様々な症状を引き起こす原因となります。

特に睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは、いびきや睡眠時無呼吸症候群にもつながりやすく、また、歯ぎしりの不快な音によって周囲の安眠を妨害している可能もあります。

自分自身の健康や周囲への悪影響を考えると、歯ぎしりは早めに改善することが望ましい症状ですね。

そんな歯ぎしり・食いしばりの対策に、最近注目されているのが「ボトックス治療」です。

 

ボトックス治療は美容目的で使われることが多かった医療技術ですが、近頃では歯科治療の一環としても行われるようになってきました。

ボトックス治療は「ボツリヌストキシン」と呼ばれるボツリヌス菌から抽出されたタンパク質を用いて行う治療法で、このタンパク質には神経に作用して筋肉の緊張を和らげる働きがあるのです。

歯ぎしりの解消には咬筋(こうきん)の緊張を緩めることが必要ですが、睡眠中に意識して咬筋を緩めることはできません。

そこで、ボツリヌストシキンを注射することで強制的に咬筋の緊張を緩和するボトックス治療が、歯ぎしりに対して有効となるのです。

 

歯ぎしりが続けば歯がすり減り、さらには噛み合わせが悪くなったり、顔が非対称になったりすることにつながりますが、これらの症状も早めのボトックス治療によって防ぐことが可能です。

またボトックス治療は顎関節症の諸症状にも効果的であり、あごにかかる負担を軽くして痛みを和らげ、顎関節症に付随して起こる肩こりやめまいなどの症状まで改善してくれます。

その他、口周りの筋肉の緊張を和らげることで、せり出したエラや梅干し状のシワを解消し、顔立ちをスッキリとさせる副次的な効果もあります。

 

ボトックス治療の効果は、治療後3~7日程で実感できるようになり、効果が継続するのは3~6ヶ月程です。

効果が切れる前に再びボトックス治療を受けることになりますが、歯ぎしりは習慣的な症状であるため、数回治療を繰り返す事でなくなる可能性もあります。

治療にかかる時間は10分前後ですが、麻酔を用いる場合は効き目が現れるまで待つ必要があり、40分程度かかります。

なお、ボトックス治療はボツリヌス菌そのものではなく、ボツリヌス菌から抽出した無害な成分を使用して行うので、ボツリヌス菌による中毒を起こす心配はありません

 

最後に注意点を少し。

場合によっては注射の跡が顔に残る場合がありますが、化粧によって十分に隠せる程度です。

それと、ボトックス治療は注射する筋肉や注入する量によって仕上がりが変化することもあるため、治療実績が十分な病院で治療を受ける方が良いでしょう。

 

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