歯ぎしりが重症化すると・・・

歯ぎしりは意識していないのに上の歯と下の歯が強くかみしめたまま左右にずれることによって、歯が削れるだけでなく異音を発生させる行為です。

そんな歯ぎしりをする人で重症化すると、吐き気や目まいがするほどのひどい頭痛になる悩みを抱える人が多いです。

なぜ歯ぎしりが重症化すると吐き気や目まいがするほどのひどい頭痛になるのかというと、それにはストレスが大きくかかわっています。

ストレスが歯ぎしりを引き起こしている

意識していないのに上の歯と下の歯が強くかみしめたまま左右にずれるのは、全身の筋肉が硬直状態にあるためだと考えられます。

その硬直状態を生み出しているのがストレスです。

 

人間の脳活動は、集中力を発揮し活動を促進する交感神経と、体に脱力を与え強いリラックス効果を発揮する副交感神経からなります。

この2つの神経がバランスよく動くことによって、体は健康でいられるのですが、精神に負担がかかる生活が続くと副交感神経が働かずに交感神経だけが強く作用し続けます。

歯ぎしりの一種である食いしばりは、交感神経が長時間続くことによって、筋肉が硬直し、歯の周辺の筋肉も影響を受けてしまい強くかみしめることで起こります。

 

しかし筋肉の硬直が長時間続くといっても、全く途切れないわけではなく、数分間の間だけ副交感神経も働くので、その時は筋肉が軟化します。

筋肉が軟化したこの時に、今度は横ずれ動作を含む歯ぎしりが起こるのです。

そして、筋肉の硬直はすぐに解けるわけではないので、硬直している食いしばりの時間と、軟化している歯ぎしりの時間が、交互にやってくることになります。

副交感神経優位であれば、本来はリラックスして歯ぎしりが起こらないのですが、筋肉が硬直している状態で短期間だけ副交感神経が働くときには、左右にずれる歯ぎしりが起こるわけです。

ちょっとややこしい話ですね。

ストレスが歯ぎしり、吐き気、めまい、頭痛を引き起こしている

歯ぎしりの仕組みをおさらいしたところで、再び本題に戻ります。

歯ぎしりが重症化すると起きる、吐き気や目まいがするほどの頭痛。

「吐き気や目まいがするほどの頭痛」は、果たして歯ぎしりが原因なのでしょうか?

 

実は歯ぎしりが原因ではなく、ストレスが直接的な原因になって、吐き気や目まい、頭痛を引き起こしている可能性が高いのです。

つまり、「ストレスが歯ぎしり、吐き気、目まい、頭痛などを引き起こしている」と考えるべきなのです。

またまたややこしい話ですね。

どういうことか、順番に説明していきます。

 

まず、ストレスを受けて交感神経が過剰に働くということは、上半身の神経が過剰に働いていることを意味します。

胃の神経が過剰に働くことで吐き気が起こり、それ以外の頭部の神経が影響を受けると頭痛やめまいを起こすことになるのです。

ですから、吐き気や目まいがするほどの頭痛になるのは歯ぎしりが原因と考えるのではなく、大元の原因であるストレスに目を向けなくてはなりません。

歯ぎしりは一種のSOSです。

体が歯ぎしりを通して、心身にかかっているストレスが限界を迎えていることを知らせてくれている、と考えるべきです。

 

なお、歯ぎしりが原因で顎関節にトラブルが生じ、直接的に歯ぎしりが頭痛の原因になる場合もあります。

頭痛の他に顎に痛みがある場合は、歯科医を受診して顎関節の状態をチェックしてもらうことをお勧めします。

対処方法はマウスピースと生活習慣の改善

ストレスの緩和が大事といっても、すぐに改善できるわけではないので、まずは歯科医に依頼して専用のマウスピースを作成してもらい上歯と下歯の摩擦を無くしてもらいましょう。

その上で日常生活の改善が大事になります。

仕事上でストレスを抱えてしまうのは仕方ないので、その代わりに必ず副交感神経が働きやすくなるような生活を取り入れるべきです。

そのためには1日3食を決まった時間に摂取することを心がけて、脳が仕事とプライベートを分けるために休憩はしっかりとりつつ運動を行います。

食事と同じように決まった時間に入浴をして、その後筋肉を緩和するストレッチをしてから就寝するという習慣を作ると、ストレスを効果的に改善できます。

 

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