食品を加工したり日持ちさせたり、色を付けたりするために使われるものを食品添加物と呼びます。着色料や保存料、甘味料や酸化防止剤などは全て食品添加物です。これらは食品を製造し保存性・品質を向上させる上で大変重要な役割を担っていますが、大量に摂取すると健康に悪影響を及ぼすことがあります。今回は、数ある食品の中から特に食品添加物の多いものをピックアップして紹介していきたいと思います。

カップ麺やインスタントラーメンは、手軽にお腹を満たしてくれる便利な食品です。しかし、こういった食品にはかなりの量の食品添加物が含まれており、特に注意が必要な食べ物なのです。緑内障の原因物質と疑われているグルタミン酸ナトリウムや、胃の粘膜を傷つける恐れのあるかんすいなど、ほとんどのインスタントラーメンには10種類以上の添加物が使用されています。また、カップ麺にも大量のうま味調味料が使用されており、食べすぎると人によっては痺れを起こすこともあります。美味しいからと言って日常的に食べるのは控えた方が良いでしょう。

また、スナック菓子にも食品添加物が多く含まれているものがあります。先ほど出てきたうま味調味料はもちろん、スナック菓子に使われている植物油も危険。実は、植物油に含まれているトランス脂肪酸やジヒドロ型ビタミンK1は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める危険性のある物質なのです。これらはスナック菓子だけでなくアイスクリームやクッキーなどに含まれることもあるので、食べる前に成分表をしっかり確認しましょう。

さらに、朝食やおやつとして私たちがよく口にする菓子パンも食品添加物が多い食品の一つ。市販のパンには基本的に食感や膨らみを向上させるための臭素酸カリウムが含まれていますが、これは体内に蓄積し慢性中毒を起こす可能性があるとして問題視されています。また、菓子パンにはトランス脂肪酸が含まれているマーガリンが大量に使用されています。その他にも保存料、酸化防止剤、乳化剤、クリーム系のパンであればソルビン酸など、挙げていくときりがありません。パンを買う時は菓子パンよりもシンプルなロールパンや食パンを選ぶのがベターです。

現在の食生活と食品添加物を完全に切り離すことはできませんが、大量に摂取しないように気をつけることはできます。健康に長生きするためにも、今回紹介したような食品添加物の特に多い食品はできるだけ避けていきましょう。