朝、すっきり目覚めたのに、家族に「夜中、歯ぎしりしてたよ」なんて言われてショックを受けたことはありませんか?睡眠中、知らず知らずのうちに、歯ぎしりする人の割合は意外と多いものです。原因は飲酒やストレスなどさまざまなものがあると言われていますが、「パートナーに聞かれてたら恥ずかしい」「迷惑をかけたくない」と思う方も多いのではないでしょうか。今回は、歯ぎしりする人の割合がどれくらいいるのか、さらに歯ぎしりは何が原因なのか、自分で簡単にできる歯ぎしりの予防方法などをご紹介します。

睡眠中に歯ぎしりする人の割合は、約80%にも上ると言われています。歯ぎしりと聞くと、「ガリガリ」「ゴリゴリ」と音を立てるものを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は歯ぎしりは大きく分けて3つのタイプがあります。歯を横にガリガリとこすり合わせるタイプと、音を立てずに歯をぐっと噛みしめるタイプ、それらが混在するタイプです。いずれのタイプも歯や顎に強い力がかかるため、放っておくと歯に亀裂が入ったり、すり減ったり、折れたり、しみたりします。さらに、虫歯や歯周病を起こしやすくなり、歯や顎にさまざまな悪影響を起こしてしまうのです。

そもそも、歯ぎしりはどうしてするのでしょうか。よく言われているのが、ストレスや喫煙、飲酒、カフェインの摂取などです。歯ぎしりは睡眠中の浅い眠りのときに起こると言われています。飲酒やストレスなどで眠りが浅くなると、顔や頬の筋肉が緩み、歯ぎしりが起こると考えられているのです。そのため、眠りが浅くなるような生活習慣をやめ、普段からストレスを発散しておくことが良いのです。たとえば、就寝直前の深酒をやめる、夜はカフェインを控える、寝る直前までスマホを見ない、など普段やってしまいがちな生活習慣を取り除いておくと良いでしょう。また、簡単なストレッチもストレス解消に効果的です。就寝前、軽いストレッチをして心と体の緊張をほぐしておくことが、深い眠りへ繋がり、歯ぎしり予防になるのです。

生活習慣を少し見直してストレスを溜めないように心掛けることが、歯ぎしり予防に繋がります。もし、パートナーに歯ぎしりを指摘されたら、ストレスを溜めすぎていないか、悪い生活習慣はないか、生活を振り返ってみると良いかもしれません。そして症状が改善されない場合は、歯科医などの専門医に相談してみるのも一つの手です。特に、音の鳴らない歯ぎしりは気がつきにくく、知らないうちに症状が進行してしまう可能性があります。もし、歯ぎしりしている自覚はないのに、最近虫歯になりやすくなった、歯がしみるなどと感じることがあったら、早めに歯科医に相談することをおすすめします。