マウスピースを装着するメリットの1つが「歯ぎしりを防ぐことができる」というものです。「寝ているときに歯ぎしりをしていたよ」と家族や友人などに歯ぎしりのことを指摘されたことはないでしょうか。マウスピースを装着することで、歯ぎしりを防ぐことができます。歯ぎしりをしたときにでる「キリキリ」などの不快な音は、歯と歯を強くぶつけて擦れたときに発生することが多いです。マウスピースを装着すると歯と歯がぶつかることがなくなり、不快な音が出なくなります。

また、歯ぎしりは起きているとき以上に強い力で歯を食いしばっているので、治療せずにそのままにしていると歯が欠けたり、すり減ったりすることがあるなど、健康に支障がでる場合があります。家族や友人に歯ぎしりを指摘されましたら、マウスピースを装着することを考えてみてはいかがでしょうか。

メリットの2つ目は「強い力を出せる」というものです。重いものを持ち上げたりするときに歯を食いしばることはないでしょうか。マウスピースを装着すると、強く歯を食いしばることをしなくても強い力が出せるようになります。そもそも歯を強く食いしばったからといって、必ずしも強い力が出るとは限りません。かみ合わせが悪いと口の中で歯が滑ったり特定の箇所にのみ荷重がかかったりすることがあり、十分な力が出ない場合があるのです。これに対してマウスピースを装着すると口の中の力をある程度均一にすることができ、口の中で歯が滑ることも防ぐことができるので、歯を食いしばったときに生まれた力が効率よく体に伝わるようになります。力仕事をする必要があったときはマウスピースを使用すると疲れにくくなるかもしれません。

メリットの3つ目は「身を守ることができる」という点です。ラグビーや空手、ボクシングなど体や相手と接触をするスポーツではマウスピースの装着が欠かせません。スポーツにおいてマウスピースを着用する目的は、効率よく力を出す以外にも「アゴを守る」という目的があります。
アゴの周辺は硬い骨でできているのでそう簡単には怪我をしません。ですが、その頑丈さ故に防御がおざなりになり、油断してしまい思わぬダメージを受けてしまうことがあるのです。近年のプロ野球ではアゴを覆うフェイスガードつきのヘルメットを着用する選手が増えてきているなど、アゴ周辺を守ることは多くのスポーツで重要なことになっています。
スポーツ以外ではバイクや自転車などを乗るときに装着しておくと、事故の被害を軽減することができるためおすすめです。