朝起きた時に、なんだかアゴに違和感やこわばりを感じることってありませんか。それに最近口を大きく開ける時に痛みが走ったりすることはありませんか。それって寝ている間などに、歯ぎしりしてる可能性があるかも知れません。
歯ぎしりが起こるメカニズムは噛み合わせの悪さやストレス過多と言われています。それに健康な人でも、疲れが溜まっていると就寝時にしてしまうことがあります。
また、現代人は会社などでパソコン作業してる最中でも、無意識に歯を食いしばっている時があるようです。
意識的に自分が今歯を食いしばってないかチェックすることも大事です。

起きてる時に「歯を食いしばってないか?」は気づくことが出来ますが、気づけないのが就寝時間中の歯ぎしり。眠っている時の歯ぎしりは家族や周りの人に指摘されない限り、分からないものです。一体、時間にしてどれくらい歯ぎしりしてしまっているのでしょうか。
一般的に歯ぎしりは10分から15分ほどで治まりますので、頻度が低ければそこまで心配はないようです。重いものを持ち上げる時などに歯を食いしばったりしますが、基本的に上下の歯がぶつかる時間は食事の時だけと言われています。時間にして20分程度なので、どれだけの負担がかかっているか容易に想像ができますね。

一方、毎日歯ぎしりしてしまうような人はなんと3時間以上も歯ぎしりが続くことがあるそうです。その強さとしては、最大でガムを噛む時にかかる力の約10倍とも言われていたり、アゴが変形する程とまでも。起きてる時にそんな力で歯に負荷をかけないので、歯や歯茎へのダメージは相当大きなものになります。
強い力で歯をすり合わせていると、歯が割れたり欠ける可能性も出てきます。しかも歯だけでなく歯茎やアゴの筋肉にまで影響が出て、歯周病を悪化させる危険すらあります。
最近では顎関節症の原因になることも分かっており、適切な処置が必要となってきます。また、睡眠時無呼吸症候群との関係も明らかになっており、突然死の可能性も出てきますので注意が必要です。

ギシギシとすり合わせるような音の出る歯ぎしりだけでなく、歯を食いしばった状態が続くのも歯ぎしりと呼ばれます。朝起きた時の違和感が続いたり、家族に「歯ぎしりしてたよ」と指摘されることの多い人は治療が必要な場合も。治療法としてはマウスピースを使って歯が当たらないようにするのが一般的なようです。歯ぎしりの際に聞こえる、ギシギシという音で睡眠不足になる家族の方もいらっしゃいます。歯ぎしりくらい…と思わずに、ひどい場合は歯科か口腔外科で相談してみるといいでしょう。