ヨガは歯ぎしりの改善にも有効
(写真提供:acworksさんによる写真ACからの写真)

 

歯ぎしりはただ音がうるさいというだけでなく、顎関節症を引き起こしたり、歯の摩耗を招くことがある非常にやっかいな習慣です。また顎周りの筋肉を緊張させてしまうため、顔のエラが張ってしまう原因にもなります。健康と美容のため歯ぎしりを早く治したいがなかなか良い方法が見つからない、そんな場合にはヨガに注目をしてみましょう。

ヨガは緩やかな動きで丁寧にポージングを行い、体全体の柔軟性を向上させるエクササイズです。深く呼吸をしながらポーズをとり、心身に程よい緊張とリラックスをもたらします。姿勢を矯正する効果があるほか、インナーマッスルを鍛え脂肪を燃焼しやすい状態へと導いてくれるのが特徴です。ダイエットや美容に良いとされるヨガですが、実は歯ぎしりの解消にも効果的だと言われています。なぜヨガが歯ぎしりの改善に役立つのでしょうか。

歯ぎしりが起きてしまう原因として、ストレスや咬筋の緊張、歯を食いしばる習慣等が挙げられます。ストレスや噛み合わせの問題によって歯を食いしばる癖がついてしまい、その結果夜間の歯ぎしりという症状があらわれるのです。意識的な行動ではありませんから、やめようと考えても簡単にはやめられません。無意識のうちについ顎に力を入れてしまい、咬筋に強い負荷を与えてしまいます。歯ぎしりの症状が長く続いてしまうと、さらに噛み合わせが悪化し、悪循環を招く可能性もあるでしょう。

深呼吸をしながらゆっくりとポージングを行うヨガには、体の緊張をときほぐす効果があります。一定のリズムで筋肉を動かし、休ませるといったサイクルで行うため、固くなった体を柔らかくリラックスした状態へと導いてくれるのです。またヨガにはストレスを緩和する効果もあるといわれています。体全体の血流が促進されて自律神経のバランスが整うため、精神面にも安定がもたらされるのです。筋肉の緊張と精神的なストレス、この2つを効果的に解消できるエクササイズだといえるでしょう。

ヨガを続けていると、骨盤の歪みが解消され、体のバランスが整っていきます。これもヨガが歯ぎしり解消に良いとされる理由の一つです。体全体が歪んでいると、噛み合わせに問題が生じやすくなるといわれています。歪みを矯正し体のバランスを正常な形に整えれば、噛み合わせの問題が解消され、結果として歯ぎしりも改善されるでしょう。顎周りがいつも緊張している、噛み合わせに違和感があるという方は、ヨガにチャレンジしてみると良いかもしれません。