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歯ぎしりの原因には様々なものがありますが、その多くは歯の噛み合せの悪さや精神的なストレスでアゴが緊張し、引き起こされると言われています。歯ぎしりのせいで熟睡できなかったり、同じ部屋で寝ている家族に「うるさい」と言われてしまったりすることもあるでしょう。そんな歯ぎしりを改善する簡単な方法として、「寝る前に割り箸を奥歯で噛む」という方法があります。この方法は、割り箸が1本あればできてしまうので、とても簡単です。自宅でおこなえますし、コンビニなどでもらった割り箸が家にあれば、お金を使う必要もありません。

歯ぎしりをそのまま放っておくと、様々な体の不調の原因になってしまいます。たとえば、食事中にアゴが鳴る、口を大きく開けることができないなどの症状が出る顎関節症や、頭痛、肩こり、歯周病などです。歯ぎしりをすると歯に強い力が加わります。それは、噛み合わせの面が削れてしまったり、治療した歯の詰め物が割れてしまったりするほどの力です。歯ぎしりを続けていると、アゴの筋肉が疲労してしまい、関節に障害が出ます。そして、アゴの筋肉と連動している首や肩の筋肉にも影響を与えるため、頭痛や肩こりといった症状が出てしまいます。歯ぎしりを改善するには、噛み合わせの悪さや精神的なストレスが原因で緊張状態になっているアゴを、リラックスさせることが大切です。

寝る前に割り箸を奥歯で噛む方法は、凝り固まっているアゴの筋肉をほぐし、ゆがみを取ります。やり方は、まず仰向けに寝ます。そして口を開け割り箸を横にして左右の奥歯にあたるように乗せ、噛みます。その際、力を入れて食いしばるように噛むのではなく、やさしく噛み、左右の噛む力が偏らないようにしましょう。そのまま20分~30分過ごしたら、ゆっくりと割り箸を外します。割り箸を噛んだまま眠ってしまわないよう注意しましょう。

歯ぎしりは寝ている間のストレス解消だとも言えるので、割り箸を噛んで寝る前にストレスを発散できるのは、歯ぎしり防止にとても効果的です。また、人間は、左右同じ力で噛むのではなく、どちらか片方の歯で噛むクセがついていると言われます。噛みクセが強いほど、筋肉の使い方がアンバランスになり、左右の口角の高さが違ってしまうなどの顔の歪みが出ます。寝る前に割り箸を奥歯で噛む方法は、顔のゆがみも改善されます。また、割り箸を噛んでアゴの緊張がほぐれれば、歯ぎしりが改善するだけでなく、眠りの質も良くなるでしょう。