首を押さえている写真
(写真提供:まぽさんによる写真ACからの写真)

 

歯ぎしりをする人は首周りのリンパの流れが悪くなっていることが多いです。これにより首の痛みや頭痛、肩こりなどを発生させることがあります。歯ぎしりのときにかかる力は、普通に噛むときの比ではありません。数百キロの負荷がかかることもあり、骨格によくないのは間違いないです。歯がすり減ったり顎関節症を招いたりしますが、ほかにも筋肉が硬くなってリンパの巡りを悪化させます。すると顔に水分がうまく届かない状態になりますし、老廃物の排出効率が悪くなってむくみの原因になるのです。咀嚼筋が凝り固まっている場合は、マッサージをしてほぐしていく対策が役立ちます。

リンパの巡りが停滞していると、首のこりに発展することがあります。人間の体にはリンパと血液が巡っており、どこか一部でも巡りが悪くなると全体に影響するのです。例えば首のこりを実感している人は、頭痛や肩こりも併発していることが少なくありません。これらの部位をマッサージして筋肉をほぐせば問題は一時的に解消しますが、歯ぎしりが原因の症状ならば歯ぎしりを解消する以外に完治させる方法はないです。

リンパは老廃物を回収・排出する役割があるので、停滞すると体にだるさを感じるようになります。だるさを放置しておくと痛みに変化し、さらに解消するのが難しくなります。デトックスとはリンパが老廃物を回収・排出する効率を高めるための健康法です。歯ぎしりをする人は歯ぎしりを改善していくことが最大のデトックスになります。デトックスはマイナスの健康法と言われており、体の老廃物を排出して栄養素の吸収性を高めるために役立つのです。

歯ぎしりをしているときはギリギリとした音が鳴るので、それが原因で目覚める人もいます。ただほとんどの人は睡眠中に自覚はできないので、顎の違和感から察したり、家族から指摘してもらったりして自覚することになります。家族に聞いてみたとき、初めて歯ぎしりをしていると指摘を受けたというケースは少なくありません。歯ぎしりはいびきや睡眠時無呼吸症候群と同様に、自覚するのが非常に難しい症状なのです。

最近になって顔が太くなってきたと感じる人は、歯ぎしりの可能性を疑ってみましょう。体重は増えていないのに顔だけ太った場合は、歯ぎしりをしていることが多いです。歯ぎしりはストレス過多の状態にあるときに発生しやすいため、ストレスが溜まっていないかセルフチェックするのもよいです。首などのリンパの流れが停滞すると、こりや痛みによってさらにストレスを溜めてしまいます。まずは慢性的なストレスを解消していくことが、歯ぎしりとリンパ停滞を解消する基本です。