色は人の感情に多くの影響を及ぼします。「色彩効果」とも言われ、インテリア、デザイン、ファッション、心理学(カラーセラピー)など、様々な分野で色彩の効果が役立てられています。

日頃「なんだか熟睡できないなあ」と思っている人も、このような色彩効果をうまく利用することで睡眠の質が上がることでしょう。

今回は熟睡するために寝室・寝具に選びたい色と、色彩の持つ様々な心理的効果(心身への影響)についてまとめました。

寝室・寝具はどんな色がいい?

寝室・寝具に選びたい色は、感情を穏やかにし、リラックスさせるような色です。ずばりオススメは、の3色

それぞれの色の持つ色彩効果については後で詳しくご紹介していますので、ここでは青、茶、緑の睡眠に与える影響だけ簡単に書きますね。

 

【青色】

  • 感情の高まりを抑制する。
  • 脈拍や体温を下げる。
  • ゆっくりと深い呼吸を導く。
  • 心身を落ち着けてくれる。
  • 精神を安定させる。

 

【茶色】

  • 心身をリラックスさせる。
  • 安心感と安定感を与える。

 

【緑色】

  • 心身のバランスを整える。
  • 神経を鎮めてくれる。
  • 緊張を緩和する。
  • ストレスを軽減する。
  • 目を休める。

 

これら3色に共通するのは、自律神経のうち副交感神経を優位にし心身を落ち着かせる働きです。リラックス効果ですね。

シーツや枕カバー、寝室のカーテンなど、簡単なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。

色彩効果まとめ(具体的な心身への影響)

続いて、様々な色の色彩効果について詳しくご紹介します。

色の持つイメージとか印象とかではなく、「実際にどんな心身への影響があるのか」に着目してまとめました。

なので、これを参考にしてファッションインテリアの色を選べば、心と体に具体的な変化が起こります。ぜひ試してみてください。

赤色(レッド)

赤色は交感神経を刺激して体を活動的な状態に導きます。言い換えると、緊張状態にする(動物が敵と出会った時のような状態です)。

心拍数が上がり、アドレナリンの分泌が促進されます。新陳代謝が活発になり、食欲も増進。やる気が出て、行動力がアップします。

オレンジ(橙色)

オレンジ色は緊張を和らげてくれます。そして、陽気な楽しい気持ち、前向きな気持ちにさせてくれます。

体への効果としては、食欲不振を治し、筋肉痛・痺れ・胃潰瘍などの症状を和らげます。また、ホルモンの分泌(内分泌)を活性化させるので、免疫力がアップします。

黄色(イエロー)

黄色は左脳を刺激する色で、頭が冴えます。知性と判断力を高める色。

神経を興奮させるので、うつや精神の衰弱を癒す効果もあります。また、リンパ系を刺激して機能を高めてくれたり、消化器系の働きを良くする効果もあります。消化不良、胃炎、糖尿病などが改善します。

緑色(グリーン)

緑は心身のバランスを整える色です。その結果、人が本来持っている自然治癒力(自己治癒力)を高めてくれます。

ストレスを減少させるほか、神経系統の鎮静作用、鎮痛作用、緊張緩和、催眠作用などがあります。また、目を休める効果もあります。

青緑色(ターコイズブルー)

青緑色は開放的な気持ちにさせる色です。素直な心が広がり、マイペースな行動がし易くなります。

青色(ブルー)

青は感情の高まりを抑制する色で、精神を沈静化させ、安定させます。

体への効果としては、脈拍や体温が下がり、呼吸がゆっくりと深くなります。自律神経のうち、副交感神経が優位になるからですね。内分泌系の働きは鎮静化され、発汗が抑えられます。

心身ともに落ち着きます。そのため、集中力を高める効果もあります。また一方で、気分を沈めてしまう場合もあります。

ロイヤルブルー(濃い青色)

やや紫がかった濃い青色をロイヤルブルーと言いますが、この色は直観力を高めてくれます。また、繊細で傷つきやすい心を癒す効果もあります。

紫色(パープル、バイオレット)

紫は深い瞑想に導き、潜在能力を引き出す色です。空間に秩序と静寂を与えます。体への効果としては、血圧、脈拍を低下させます。一方で、不安とストレスを蓄積させる色でもあります。

ピンク(桃色)

ピンクには女性ホルモンのバランスを整える効果があります。また、男女ともに心と体を若返らせる効果も。

白色(ホワイト)

白にはネガティブなエネルギーを跳ね返す効果があります。

茶色(ブラウン)

茶色は心身をリラックスさせる色です。安心感と安定感を与えます。

灰色(グレー)

灰色は脳機能を低下させる色エネルギーを低下させる色です。

参考文献・参考サイト

  • カラーセラピーランド 色彩心理(色の効果と心身への影響)→ https://www.i-iro.com/psychology
  • ヘルスインフォメーション 色彩効果で健康にプラスα→ http://www.furukawadenko-kenpo.com/health_info/iro/iro.html
  • 色で感情が動く!?色が持つ心理効果と活用方法→ http://www.kimoto-sbd.co.jp/tsutatsukulab/blog/cat99/post0010.html